用語集

スライド機構

スライド機構は、プラスチック製品の成形時に外側のアンダーカットを処理し、
型開き時に製品が金型から抜けるようにするための重要な機構です。
ブロー成形金型では、転写不良を防ぐための駒(入れ子)スライドや
インサート成形を可能にするための駒(入れ子)スライドを使用することもあります。
スライド機構を導入することで、金型のコストは増加しますが、
その代わりに以下のようなメリットが得られます。

  1. 複雑な形状の成形:
    スライド機構を使用することで、より複雑な形状の製品を成形することが可能になります。
  2. 2.二次部品の一体成形:
    インサートナットやインサート部品などの二次部品をあらかじめ金型にセットして一体成形ができます。

これにより、後工程の溶着などの二次加工が不要になり、生産性の向上とコスト削減が実現します。

ただし、スライド機構は長期間使用すると摩耗が発生するため、金型のメンテナンスが非常に重要です。
摩耗が進むとスライド部分にかじりやすい問題が生じる可能性があります。
定期的なメンテナンスや、メッキ処理、潤滑材の注入などが必要です。

スライド機構を適切に活用することで、プラスチック製品の成形プロセスの改善と生産性の向上を実現できますが、金型の適切なメンテナンスを行うことで長期的な効果を持続させることが大切です。

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