技術提案事例
金型の温度を保つ方法【断熱材】
Before

成形では、製品素材の特性によって金型の温度を高温に保ちたい場合があります。
金型の素材は鉄で、熱伝導率は小さく”温まりにくく冷めにくい”です。
そのためヒーターを内蔵して、金型の温度を上昇させても、熱が外に逃げてしまい、金型の温度にムラができてしまいます。
また、温度の低下を補うためにヒーターを増やすにも、金型の構造上から限度がありました。
After

金型の温度を一定に保つために、金型の外周の表面に断熱材を貼り付けました。
ヒーターを増やすことなく容易的に、熱を金型の中に閉じ込め、高い温度を保つことができます。