技術コラム

2024/05/13

その他

ブロー成形

ブロー成形の製品設計で、金型から製品を考慮するメリット

プラスチック製品は金型からできる

成形品は金型から離型できないと製品になりません。

ブロー成形の製品形状は金型の形状で決まります。

金型の精度は製品に大きく影響します。

プラスチック製品の開発で、金型は重要な存在です。

金型構造を理解した上で、製品デザインの設計ができれば最適ですが、容易ではありません。
当社にご相談いただければ、成立性の検討から形状の修正案、コスト削減などお客様の利点に繋がるご提案も致します。

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製品開発に金型の存在も

素晴らしいデザインの製品を設計しても、成形品が金型から離型できないと製品になりません。
金型が出来上がり、成形をしたら薄肉や転写不良、離型ができないなどの成形トラブルで、デザインの変更と金型の改修など、無駄な予算と時間を費やした経験はありませんか?

デザインだけで製品を設計すると、成形が困難になってしまう可能性があります。複雑な形状の場合は要注意です。
例えば製品デザインの設計段階で、PL(パーティングライン)の位置をある程度、想定して設計をするだけでも変わります。PL(パーティングライン)の位置で、金型のコストや成形品に大きく影響がでます。他にも製品形状を少し修正するだけで、成形不良が回避できたりもします。

金型構造を理解した上で、製品デザインの設計ができれば最適ですが、容易ではありません。製品デザインの設計段階で、金型設計者と打ち合わせができれば、問題点の対策を講じることが可能です。

ブロー金型の設計・製作をしている当社にご相談いただければ、金型から製品を考慮します。製品として成立可能か検討ができます。
成形品は金型から離型ができて製品になります。プラスチック製品の開発で、金型の存在は重要です。

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金型から製品を考慮することで

  • 製品の成立性や成形トラブルを予測
  • 成形不良を回避する提案
  • コスト削減に繋がる提案

提案例①:立壁に傾斜をつけるだけで離型が良くなる

提案例②:アンダーカットを修正してスライド機構を無くしたり、スライド機構の数を減らしたりとコスト削減ができる

当社はブロー金型の設計・製作だけではなく、上記のようにお客様の利点に繋がるご提案も致します。

プラスチック製品の開発は、デザインが決まり製品の設計をします。製品デザインの設計承認後に金型の設計をする流れです。
金型の設計段階で形状修正案を提示しても、変更が困難になってしまいます。変更が可能でも、製品デザインの再承認までに時間がかかり、納期に影響を及ぼす可能性もあります。製品デザインの設計承認前でしたら、形状変更も容易にできると思います。

製品が成形品として成立可能か、成立性の検討から御見積りも承っております。
中空形状のプラスチック製品の開発をお考えでしたら、中越製作所にお任せ下さい。

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