技術コラム
2024/06/11
その他
ブロー成形
ブロー成形用金型の修理・メンテナンス・改造でお困りですか?
他社で製作したブロー成形用金型の修理もお任せ下さい
現在は廃業している会社で製作したブロー成形用金型で、修理に出せないとお困りでしたら、お気軽に中越製作所へお声がけください。
10年以上、20年近く使用している他社で製作した古いブロー金型の修理実績があります。
修理だけでなく、改造やメンテナンスの実績もあります。
ブロー成形用金型の修理・メンテナンス依頼で多いのは
- PL(パーティング)面の摩耗、破損、バリが出る
- ガイドピンのズレ、歪み、破損
- 冷却回路内の腐食、水漏れ、詰まり
- スライド機構の不具合、摺動面のかじり、シリンダーのエア漏れ
- エジェクターピンの動作不良
- ガス穴の詰まりで転写不良
- ブロー金型に錆が発生
上記のような症状が少しでもでた際は、まずはブロー金型のメンテナンスを検討いただきたいです。
パリソンを挟む成形方法のダイレクトブロー金型は、PL(パーティング)面に負荷が掛かりやすいです。耐久性を考慮した金型構造になっていますが、大量生産で長年使用していますと、PL(パーティング)面は摩耗してしまいます。
PL(パーティング)面の摩耗はバリの発生原因になります。放置して使用を続けると、PL(パーティング)が欠けて破損してしまいます。
その前にメンテナンスを
金型もメンテナンスは重要です
自動車は半年点検、1年点検、車検とメンテナンスがあります。工作機械も精度点検などメンテナンスをして長く使い続けることができます。
金型はどうでしょう?メンテナンスをしていますか?
量産用の金型は耐久性を考慮した金型構造になっていますが、大量生産で毎日成形を繰り返し長年使用しますと、金型開閉時の衝撃で金型への負担も大きくなります。
PL(パーティング)面の摩耗や劣化などで成形不良が発生するリスクが増します。ガイドピンも同様で、長年の使用と衝撃で少しずつ変形してしまい、破損の原因になります。
スライド機構を使用していると、摺動面の摩耗などで不具合が発生してしまい、破損の原因に繋がります。
自動車や工作機械と同様に金型もメンテナンスをすることで、成形不良を防げて長期間の使用ができます。
メンテナンスは重要です。
他社で製作したブロー金型のメンテナンスもお任せ下さい。
〔関連記事〕>>ブロー金型の修理・メンテナンス >>ブロー成形の不良の種類一覧
他社で製作したブロー金型の改造もご相談ください
- 工場移転や成形機の変更などで、型厚を変更したい
- 吹き込み口径や吹き込む位置を変更したい
- 材料変更や品番変更で刻印文字内容を変更したい
上記以外にも、製品部分の設計変更による改造もご相談ください。
〔関連記事〕>>金型の改修事例
ブロー金型部品の修理や交換もできます
他社製品のブロー金型構造部品であるガイドピンブロックの修繕依頼が多くあります。
金型開閉時の衝撃によるズレから引き起こる、ガイドピンの折れや変形です。パリソンやゴミを挟んでしまい不具合が生じることもあります。
ガイドピンはブロー金型で重要な役割です。
当社は、後付けが可能なガイドピンブロックを自社で製作しています。
今までの修繕依頼で、破損や不具合の原因を考慮して改善した構造になっています。
衝撃負荷を抑える構造で高寿命化を図ります。
既存のブロー金型に取り付け可能です。ガイドピンに少しでも不具合がある場合は、交換対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
経年劣化や損傷・破損部品も新規で製作が可能です。
図面がない一点物の構成部品は、職人が破損した部品を見ながら現物合わせをして製作します。
〔関連記事〕>>ブロー金型部品製造 >>カイドピンブロック(製品事例) >>ガイドピンブロック(インロー構造)
より長く、より良く使い続けるために
10年以上、20年近く使用している古いブロー金型は成形不良を起こすリスクが増します。頻繁に不具合が発生してしまう場合は、最新の設計手法を取り入れたブロー金型へ更新する選択もあります。
金型の構造など設計手法も、ひと昔前とは異なります。
古いブロー金型をこの先も使い続ける場合は
「修理やメンテナンスを頻繁に行うか」
「設計から見直して、より長く使用できる新型に切り替えるか」
お客様にメリットのあるご提案を致します。
ブロー金型の修理・メンテナンス・改造等、中越製作所へお気軽にお問い合わせください。
〔関連記事〕>>製品事例一覧 >>技術提案事例一覧 >>保有設備
ブロー成形金型のことなら、特殊ブロー金型 設計・製作.comまで!
特殊ブロー金型 設計・製作.comを運営する中越製作所では一般的なブロー成形から3次元ブロー成形の金型の設計・製作に対応しております。
ブロー成形では成形が難しいとされていた形状の手法変換の事例も多くございますので、お気軽にお声がけください。