技術提案事例
金型取扱者のケガの防止(安全面)
Before
お客様より、樹脂のセットアップ作業の不注意による従業員の事故やケガを防止できる金型構造にしてほしいとのご要望がありました。
事例として”スライドコアの可動部に手を置いてしまい指を挟む”そして”金型の製品形状面とは関係ないエッジ部分で指を切る”とのことでした。
また、国外での業務災害も懸念され、不慮の事故やケガを防ぐ工夫が必要でした。
After
成形作業者が、不注意で手を触れてしまいそうな場所を予測して、エッジ部をR面やC面にして、手を切るケガを回避しました。
他に、シリンダーを取り付けたスライドコアの構造にできる空間に、指が入らないように安全カバーを設けました。
金型製作においては作業者の目線となり、企業の大きな問題となり得る業務災害を回避することに努めます。