製品事例
”サイドブランチ形”ダクト(自動車向け) 金型




種類 | ダイレクトブロー成形品 |
業界 | 自動車 |
製品材質 | PP(ポリプロピレン) |
金型材質 | 亜鉛(ZAS) ・ アルミ |
加工方法 | 3軸制御マシニングセンタ等 |
製品サイズ | 363*525*267 |
詳細説明
サイド分岐一体成形を実現できるダイレクトブロー技術
本製品は、ダイレクトブロー成形により、側面に分岐した(サイドブランチ)構造を一体で成形しています。
一見すると複数パーツの組み合わせや溶着が必要とされるような複雑な形状ですが、金型にスライド機構を組み込むことで、インサート部品も含めて一体成形を実現しています。
本構造では、複数の開口部を持ちながら、各分岐が連結されております。
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複雑形状を量産する、スライド機構
金型に内蔵されたスライド機構を活用することで、成形時にインサート(射出成形品)を組み込み、アンダーカットや横方向の形状にも対応しながら、一体化した成形を可能としています。
従来、別部品での接合や後加工が必要な一見複雑に見える形状も、ダイレクトブロー成形と金型設計技術を掛け合わせることで、成形一体化の可能性があり、生産性の優れた製品が実現できます。
中越製作所では、こうした形状の成形にも柔軟に対応できる金型設計ノウハウをもとに、お客様の製品開発をサポートしています。
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