技術提案事例
射出成形品の溶着加工のレス化!フランジ形状を一体成形しコストダウン!
Before
従来の”フランジ付きのパイプ製品”の製造工程は、ブロー成形で作ったパイプ製品と、 別として射出成形で作ったフランジ製品を用意して、2つの成形品を溶着加工で接合していました。
溶着加工では、作業中の適切な温度を保つ必要があり、接着不良の原因にもなり得ます。
また、樹脂を溶かす加熱後の加圧(圧着)で、接合部のバリ(余肉)が多くできたりするため美観性にも影響を与えます。
After
射出成形品(フランジ部)を必要としない一体化成形ができました。
ダイレクトブロー成形の製法を効果的に活用したものであり、後の溶着加工を削減することができます。
これにより製造時間・生産コストを大幅に削減できます。
また、溶着による接合部のバリ(余肉)が発生しないため、製品の美観性も向上します。
製品事例>自動車向けフランジ付きダクト用金型
サービス>特殊ブロー金型による部品一体化提案