技術提案事例

射出成形品の溶着レス化

Before

射出成形品の溶着レス化

従来の”フランジ付きのパイプ製品”の製造工程は、ブロー成形で作ったパイプ製品と、 別として射出成形で作ったフランジ製品を用意して、2つの成形品を溶着加工で接合していました。

溶着加工では、作業中の適切な温度を保つ必要があり、接着不良の原因にもなり得ます。

また樹脂を溶かす加熱後の加圧(圧着)で、接合部のバリ(余肉)が多くできたりするため美観性にも影響を与えます。

After

射出成形品の溶着レス化

射出成形品(フランジ部)を必要としない一体化成形ができました。

ダイレクトブロー成形の製法を効果的に活用したものであり、後の溶着加工を削減することができます。

これにより製造時間・生産コストを大幅に削減できます。

また、溶着による接合部のバリ(余肉)が発生しないため、製品の美観性も向上します。

 

製品事例>自動車向けフランジ付きダクト用金型

サービス>特殊ブロー金型による部品一体化提案

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