技術コラム

2024/07/01

その他

ブロー成形

世界の流れは○○から樹脂へ【2つの事例】

樹脂化とは?

弊社、中越製作所ではブロー金型の設計、製作を生業としています。                             金型の設計、製作をする中でお客様と打ち合わせをし、                       ブロー金型でどう製品を実現するかをお客様と共に考え。                                      その中で近年、こういう相談をされることがあります。                             (金属の製品なんだけど樹脂でできる?)                            (木で作るつもりだったけどコスト面で樹脂にしたい)                        などの〇〇から樹脂化を検討されるお話を受けることがあります。                                     その成功事例と協力会社での事例をご紹介します。

・金属から樹脂へ

金属製のライン引き

この画像に懐かしさを感じる方もいると思います。                       金属製のライン引きです。                        学校などで現在でも多く使われています。                  私も部活でラインを石灰を入れて、                   ラインを校庭に引いた覚えがあります。

                   

これを樹脂化しますと・・・・

このように美しいフォルムになります。                                       金属製に負けない強度をもち、                                                  丸みを帯びたスタイリッシュなデザインになりました。                                                                                                                                              樹脂化したことで重量も軽くなり持ち運びしやすくなり、                     タイヤが大きくなり真っ直ぐラインを引きやすくなり、                                                 なにより錆びないですし、水洗い可能になりました。

>>金属製品をプラスチック製品に転換                  

木材から樹脂へ

野外フェスに特化した”折りたたみテーブル製品”を開発されるお客様がおりました。
天板は木製で、中国での量産を予定していましたが、当時の世界情勢を考慮されて国内での生産に転換されました。

しかし、同じ素材と構造で国内生産するにはどうしても原価がかさむ為、製品デザインを1から見直し、木製の天板の素材をコストの抑えれるプラスチック製のブロー製品へ変更しました。                                                           

プラスチック製のブロー製品になりますと・・・

天板をブロー製品に変えたことにより、大幅に                                             制作コストを下げることができました。                                           金型では裏側に補強のリブ形状を設ける事で、                                                                   テーブル製品として必要な強度が上がり、お客様の                                                要求仕様を実現しました。                                                                      また木製品と比較して大幅に軽量化し、雨等に対する                                                        耐水性も得られました。                                                            他に、樹脂製品のメリットとして、樹脂の色を変える事で                                製品のカラーバリエーションを増やすことも可能になります。

>>木製部品のプラスチック化(素材の変更)

樹脂化のメリット

金属から樹脂化すると、メリットがあります。                                         まず軽量化です。樹脂は金属よりも軽いため軽量化が見込め、省エネルギー効果にもつながります。                                                                                          次にコスト低減です。樹脂は金属よりも加工工程が少なく金属の切削や溶接などの工程が不要なため                    作業効率を高めることができますし、材料費も金属に比べて安い場合が多いです。                                     そして量産に適しています。樹脂は多数の部品を作り出すことができ量産に向いています。

ぜひこの製品はブロー成形でできるかな?                                          樹脂化することができるかな?                                                   など是非、弊社中越製作所までお問い合わせください。

ブロー成形金型のことなら、特殊ブロー金型 設計・製作.comまで!

特殊ブロー金型 設計・製作.comを運営する中越製作所では一般的なブロー成形から3次元ブロー成形の金型の設計・製作に対応しております。
ブロー成形でお困りの際はお気軽にご相談ください!

特殊ブロー金型 設計・製作.comの特徴

特殊ブロー金型 設計・製作.comを運営する中越製作所は、国内有数の「3次元ブロー金型」の設計・製作を行うメーカーです。

当社の得意とする3次元ブロー成形金型では、金型とパリソンを相対的に移動させることでバリを最小限に抑えることができ、またインサート部品を事前にセットすることができるため部品の一体化を実現することができます。

このような難易度の高いブロー成形金型の設計を数多く行ってきた経験を活かして、現在はダクトやウォッシャータンク、薬剤タンク等のブロー成形金型の設計から製作についても、様々なお客様よりご相談をいただいております。

特殊ブロー金型 設計・製作.comのサービス

当社は以下のサービスを行っております。

当社の設備

当社の代表的な設備をご紹介いたします。

5軸制御マシニングセンタ D800Z 牧野フライス
5軸制御マシニングセンタ D800Z 牧野フライス
5軸制御マシニングセンタ Vertex550-5X 三井精機
5軸制御マシニングセンタ Vertex550-5X 三井精機
CNC横中ぐりフライス盤 KBM-11X (HL仕様)  倉敷機械
CNC横中ぐりフライス盤 
KBM-11X (HL仕様)  倉敷機械

 

お客様からいただくよくある質問

実際にお客様からいただいたご質問のうち、特によくいただく質問をご紹介します!

 

ブロー成形の基礎ハンドブックを無料プレゼント中!

ブロー成形の基礎が分かるハンドブックを無料プレゼントしております。ご興味ある方は是非ご覧ください!

ブロー成形でお困りの際はお気軽にご相談ください!

ブロー成形のことでお困りの際は、特殊ブロー金型 設計・製造.comにお気軽にご相談ください!

                                                                                                                                                        

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