技術提案事例
金型形状の改造 : コーナーR
Before
他社製の金型の改造依頼
金型の他社製ダイレクトブロー金型の改造依頼を受けました。
製品デザイン変更に伴い、4箇所のピアス形状を同一寸法のコーナーRへ改修する必要が生じました。この金型は、かつて手加工主体で製作されており、図面等の資料も欠損していたため、4箇所のコーナー寸法に個体差(バラつき)があることが判明しました。
現物金型と既存の成形品から、改修の基準となる規定値を割り出す必要がありました。
After
まず、各コーナーRの寸法を精密に測定し、誤差の平均値を算出しました。
収縮率を推測した上で最適なコーナーRを規定し、固定コマ(コア)を4個製作しました。(共通仕様)
4点の改造箇所に対して、規定値を1つに絞ることで加工時間の短縮を図っています。
金型本体には最小限の範囲でポケット加工を施してから、コマを組み込み、最後にコマと製品面との境界を仕上げて完了しました。
構造が比較的シンプルなブロー成形金型の特性を活かし、図面がない状態からでも現物測定による柔軟な形状変更を実現しています。