コスト抑えたブロー成形

『ダイレクトブロー成形』とは？

特殊ブロー金型技術ニュース　vol.10 ー　株式会社 中越製作所 

設計者・開発者の方を対象に、特殊ブロー金型に関する情報をご提供！

 - 目次 - 

【1】 ダイレクトブロー成形とは？

【2】 ダイレクトブロー成形による技術提案事例

【3】 新技術創出交流会2024@東京たま未来メッセに出展いたします！

【1】ダイレクトブロー成形とは？ 

ダイレクトブロー成形とは、

押出機から押し出されたプラスチックを直接金型内へ垂らし、

内部に空気を吹き込んで中空形状の製品を作る成形方法です。

 別名で「押出ブロー成形」「中空成形」「吹き込み成形」とも呼ばれます。

■ ダイレクトブロー成形のメリット

・コスト効率 

⇒他の成形金型よりシンプルな構造で、制作工期が短く製作コストが安価。

・生産効率

⇒成形方法もプロセスがシンプルで短いリードタイムで生産効率がよい。

・形状変更や修理の容易性

⇒金型の構造上、制約が少なく形状変更などの改造や修理が比較的に容易。

・一体化成形が可能

⇒他部品との一体化成形が可能。２次部品のインサートナットや金属部品、
　射出成形品のインサート部品など、異形を一体化成形可能。

・多層成形が可能

 ⇒異なる樹脂材料を積層させて多層化したパリソンを生成可能。

・再生プラスチックの使用が可能で環境問題にも貢献 

⇒再生プラスチックを使用できるため、製品以外の不要な部分は再利用可能。

■　ダイレクトブロー成形のデメリット

・肉厚の制御が難しい

⇒成形方法が金型内にパリソン（溶融樹脂）を垂らして空気を吹き込み・・・

【2】ダイレクトブロー成形による技術提案事例

次に当社が実現したダイレクトブロー成形による技術提案事例をご紹介いたします！

技術提案事例：金属製品をプラスチック製品に転換！

お客様より、金属製のライン引き（ラインカー）を、プラスチック製品に転換させる樹脂製品の開発がありました。 

蓋・ハンドル・ホイールなど、各部パーツのうち、ボディパーツをダイレクトブロー成形で作ることになり金型を製作しました。 

従来の製法では、アルミニウム・スチール・あるいは他の金属を使用して、板金加工技術を用いて・・・ 

【3】新技術創出交流会2024@東京たま未来メッセに出展いたします！

中越製作所は、

新技術創出交流会2024　に出展いたします。

↓　詳細情報　↓

【日時】 2024年10月23日（水）～10月24日（木） 

【時間】 10:00-17:00 

【場所】 東京たま未来メッセ

【料金】 入場無料

 中越製作所のブース番号は、「加ー４７」になります！

 皆様のご来場お待ちしております！

＜　来場登録（無料）はこちら　＞

ご来場される方は、下記ボタンより事前登録をお願いいたします。  

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