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【複雑形状の一体化成形には必要不可欠!】 ブロー金型におけるスライド機構とは? | |
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お世話になっております。
中越製作所 営業担当 です。 いつも中越製作所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
今年より、中越製作所では技術者・開発エンジニアのための特殊ブロー金型専門のメールマガジンを毎月配信いたします!
ブロー金型に関する基礎知識や 技術情報、最新事例を発信いたしますので、 ご興味のある方は、ぜひご一読ください!
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【1】 ブロー金型構造におけるスライド機構の役割とは | |
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ブロー成形、射出成形どちらの場合でも、プラスチック製品の成形時、アンダーカットなどが理由で製品の離型が困難な場合があるかと思います。
スライド機構はそのような通常では離型ができないような場合に用いられ、離型できない形状部分を駒(入れ子)にし、金型の開閉方向とは別にスライドする機構(スライドする部分をスライドコアと呼ぶ)を設けることで、離型を行います。
具体的には、下図のようにスライドコアをシリンダーで、金型の開閉方向とは違う方向にスライドさせて離型が可能になります。 | |
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特に、アンダーカット形状の場合、このスライド構造は必要不可欠と言えます。アンダーカットとは、製品の一部が金型の開閉方向に対して突出している形状のことを指します。
アンダーカットがある場合、成形が終わり、製品を金型から取り出すときにアンダーカット形状のところが引っかかってしまい「製品が取り出せない」あるいは「取り出すときに傷がついてしまう」ということが起こる可能性があります。 これを回避するためにスライド機構は使われます。 | |
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【2】複雑形状や離型の難しい2次部品もスライド機 構を活用し、一体化成形が可能に! | |
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2次部品のインサートナットや射出成形品のインサート部品をあらかじめ金型にセットして、一体化成形します。 そして、アンダーカットになる箇所をスライドさせることで離型します。 金属性ナットをインサートとして成形することもこの方法を活用することで可能になります。
2次部品の種類は様々で、形状も多種に対応可能です。スライドの方向や長さ、位置等を他機構との干渉を回避しながら設計いたします。 トンネル式や親亀・子亀と別々にスライドさせる方法など、3次元ブロー成形金型の特性を生かした構成で、成形を可能にします。
↓↓スライド機構を活用した一体化成形のブロー金型の製品事例です↓↓
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