製品事例
2種セット取り “エアダクト+レゾネータ”(自動車向け) 金型




種類 | ダイレクトブロー成形品 |
業界 | 自動車 |
製品材質 | PP(ポリプロピレン) |
金型材質 | 亜鉛(ZAS) または アルミ |
加工方法 | 3軸制御マシニングセンタ等 |
製品サイズ | 391*508*198 |
詳細説明
エアダクト+レゾネータ
本製品は、ダイレクトブロー成形法を活用し、エアダクトとレゾネータという異なる機能を持つ2種類のパイプ形状の成形品を、1回の成形工程で同時に製造しています。これらを一体化することで、部品点数の削減と、製造コストの最適化を図ることができます。
成形後、中央の紫色部分で分別されます。
あ
形状が異なっても成形可能なセット取り
一見して左右のパイプ形状は異なりますが、パリソン制御や成形バランスの最適化により、条件次第ではセット取り(同時成形)を実現可能です。これにより、材料歩留まりの向上や成形サイクルの短縮といった生産性の面でも大きなメリットとなります。
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ダイレクトブロー成形が可能にする多機能一体化設計
このような多機能一体化構造の金型は、ダイレクトブロー成形の自由度と柔軟性を活かすことで実現されています。中越製作所では、こうした成形ニーズに応じた専用金型設計と成形技術の提案を通じて、お客様の製品開発をサポートしています。
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